海外産の大豆って大丈夫?
その疑問にお答えします。
日本で流通されている大豆の中には海外産のものが含まれます。生産量などの事情により国産の大豆だけでまかないきれないためですが、消費者のみなさんの中には、『海外産の大豆って大丈夫?』と感じる方もおられるかと思います。
原料原産地名の確認 〜国内加工=袋入れ加工≠国内製造?〜
まずは原材料表示の確認方法についてです。豆菓子を例に出しますと、煎り大豆は『原料原産地名表示対象(22食品群)の農産加工品の分類ですので、原料原産地表示の義務があります。
2017年9月1日より新しい原料原産地表示制度が始まりましたので、国内生産の豆であれば『国産』もしくは県名が、海外産のものであれば原産国名を商品の裏面などに記載されているのが確認できるかと思います。
新しい制度が施工されるまでは、海外産の豆を国内で袋入れ加工しただけにも関わらず、『国産』と表示する事業者もいたようですので、そういった意味では原料原産地名表記の信頼度は以前と比べて上がったかと思われます。
遺伝子組み換えとは?
国産・海外産の見分けができたところで、次に遺伝子組み換えについてです。
日本に輸入されている大豆の多くは遺伝子組み換えのもので、遺伝子組み換えでない大豆との分別がされていない場合があるようです。
そもそも遺伝子組み換え大豆とは、その高い需要に対応するために開発された、栽培環境(日の長さや温度など)や強力な除草剤に耐えられるように品種改良された大豆のことです。メリットもあるのですが、体や環境にどういう影響があるのかは、結局のところ『わからない』というのが店主の感想です。不安に感じられる場合は、遺伝子組み換えでない大豆を使った商品をお求めいただくほかないでしょう。
安心してお召し上がりいただくために
筒井製菓では上記のようなことから、煎り大豆には国産の遺伝子組み換えでない大豆を100%使っております。これが豆菓子屋店主としてお伝えできる、大豆についての現在の答えです。
香川県の豆菓子専門店 筒井製菓の豆菓子をご紹介します。